■導入機種：（乾燥機） SDR6500X ×４台
（籾摺機） SRZ6000X ×１台
（光選別機）SGS-3500K ×１台
■営農面積：約22ha
■受託作業(乾燥・調製)：約20ha
■栽培品種：銀河のしずく、金色の風、ひとめぼれ
岩手県の南部に位置する一関市中里にて、北上川の沿いの広大な遊水地を圃場にお米づくりを営んでいる小野寺俊行さんと光子さん夫妻。地域の若手営農者と一緒に独自の販路開拓や受託作業も多く手がけている。またSAXES製品の導入により、作業の効率化や労働時間の削減、お米の品質向上を実現。
家族との時間も大切にしながら、地域への貢献や、機械化による持続的な農業の可能性を追求している。
「自宅近くの圃場は北上川の遊水地にあって洪水などから市街地を守る役目を果たしていますが、大規模区画に整備され、良質な米が収穫でき、生産活動が盛んな場所です」と話す小野寺さん。
平場と中山間地での営農で、"ひとめぼれ"13ha、"銀河のしずく" 7ha、"金色の風" 2ha を作付け、それに加えてライスセンターでの乾燥調製作業の受託として約20ha分を手がける。
「以前は乾燥機などのキャパが足りなくて適期作業ができず、秋作業が延々と続いていました」と話す小野寺さん。その影響で刈り取りが遅れ、品質低下に繋がっていた。その課題解決として、乾燥調製の設備を数年間かけて一新。デザイン性や効率化の観点から全てSAXES製の機器で統一。導入後は秋作業の効率は格段に向上した。
そして課題となっていた適期作業も捗るようになり、お米の品質向上にも繋がった。
全体の作業スピードが速くなり、「仕事が早く終わるようになりました」と話す光子さん。以前は俊行さんが、夜中まで作業場に残り乾燥調製の作業をしていることも多かったが、「今は早く家に戻って来られるようになりました。待っている方は心配で、そのストレスも減りました」。時代に合った働き方を実現する。それは農業を続け、あるいは継いでいく力になる。
一関市街地から程近い遊水地
北上川の遊水地に広がる圃場
北上川の遊水地に広がる圃場
一関市で農業を営む小野寺夫妻
SAXES乾燥機を４台導入
籾摺機は６インチモデルを導入
光選別機はSAXES Knight3.5を導入
サタケ担当者と談笑する小野寺さん
株式会社サタケ 調製機事業本部
TEL:(082)420-8541
平日(月曜-金曜) 8:30~17:15(※土・日・祝は休業)