元々、兼業農家の家庭に生まれ育った小川さん。しばらくは鉄道整備士として会社勤めしていましたが、親戚から農地を譲り受けることになり、2013年に脱サラして専業農家として農業の道へ。2019年に農成會として法人化して農業経営を拡大。鈴鹿山脈から流れる綺麗な水と、粘土質の豊かな土壌を活かして食味にこだわったお米は、地域の飲食店への直販やオンラインショップなどでも販売しており、固定客も多いとのこと。

籾摺機を５インチから６インチに替えたことにより光選別機も処理量の多い機種が必要になったところ、ちょうどそのタイミングでSAXES Knight（3.5tモデル）が発売され、従来モデルに比べて処理能力も高くて選別精度も格段に向上していることが決め手になって導入を決めたそうです。

SAXES Knightを１シーズン使用した小川さんが驚いたのは、暖機運転が約５分と従来モデルの約30分から大幅に短縮されたことに驚いたそうです。これにより、電源スイッチの入れ忘れがあっても時間のロスが減って作業効率も格段に上がったとのこと。また、排出口が左右どちらでも選択できるようになったことで機械のレイアウトの制約が減り、スペースの有効利用ができるので非常に良くなったと言います。